「うれくやしい」

素敵なモノを見つけた時はうれしい。だけど、自分が創ったんじゃないからなんだかくやしい。そんな気持ちを大切に。

「黒柳テスト」をつくって思い出した、手段を楽しむことの大切さ

先日のプレミアムフライデーの日に「黒柳テスト」というサービスをリリースしました。
 

黒柳テスト

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本当に、その場のノリとテンションだけで製作したサイトでしたが、「#プレミアムフライデー」と並んで「#黒柳テスト」が Twitterトレンド になりました。

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エンジニアの友達の( @kenjiskywalker )と( @shiyakeita )と製作したのですが、作ってる過程から楽しくて「金柳ッ!」「ほぼ柳ッ!」「グレ柳ッ!」とずっとあほみたいに叫びながらつくっていました。
 
そもそも、このアイデアを思いついた背景を少し話すと、3人で焼肉を食べているときにたまたま黒柳徹子さんの話題になり、@kenjiskywalker さんが「黒柳徹子」を「黒柳テスト」とタイポしたときに思いつきました。
 
黒柳徹子さんのことを調べていくと、彼女が本当にできた人間であるということがわかってきました。そして、もっと若い人にも黒柳さんの素晴らしさを知ってもらいたい...!
 
黒柳徹子」さんに関する問題に答えて、回答したら「なに柳」かがわかる。
 

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ただそれだけの、本当にシンプルなサービスです。
 
最終的には、いろいろな方につぶやいてもらえてWeb上にいい感じに広がりました(たぶん意味がわからなすぎたからだと思います)。
 
 

トレンドの #黒柳テスト 、同僚が黒柳徹子さんになっててジワる。 pic.twitter.com/3axXuqWXsP

キングジム (@kingjim) 2017年4月28日

 

わたしは 2問正解 でしたので「青柳徹子」でした。#黒柳テストhttps://t.co/FMXeMrQa9dpic.twitter.com/n0TWxksKit

小島慶子 (@account_kkojima) 2017年5月1日

 

 

利害関係のないサービスは楽しい

 
社会人になってから、直接的に収益に関わるサービスばかりつくっていた気がします。
 
でも、こういったなんの意味もない、一見無駄とも思えるとても「超インターネット的」な感覚も思い出して大切にしていきたいなと。 
 
大学生の頃に制作した迷惑メールをランキング化したサービス「 SPAM MUSEUM 」を思い出しました(あの頃は作ること自体が楽しくて、あほみたいなものをたくさんつくったな...)。
 
手段(過程)を楽しむことの大切さを、少しだけ思い出せた気がします。
 

新しいことにチャレンジ

裏側の話をすると、いままでチャレンジしたことのないこと・スキルに挑戦してつくるってみようという話もしていました。
 
- GitHub PagesでWebページを公開する( @kenjiskywalker )
- Vue.jsを使用( @kenjiskywalker )
- デザインを行う( @shiyakeita )
- Twitterトレンドにのせる(@yumiyon
 
ということを、叫びながらも意識しながら制作していました。
 

黒柳テストの結果

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6問正解で「黒柳」
5問正解で「ほぼ柳」
4問正解で「グレ柳」
3問正解で「桃柳」
2問正解で「青柳」
1問正解で「赤柳」
0問正解で「白柳」
 
金柳は、さらに本気を出せば出ます。笑

黒柳テストの解答

↓↓↓テキストを白くしていますので↓↓↓
↓↓↓気になった方はコピーしてみてください↓↓↓
 
1問:「トットちゃん」の愛称で知られる彼女ですが、もうひとつの愛称は何?
答え:チャック
 
2問:彼女が日本チャップリン協会の名誉会長を務めることはご存知だとは思いますが、彼女の血液型は何型でしょう?
答え:A型
 
3問:『徹子の部屋』が1976年2月にスタートしたことは誰もが知っている周知の事実ですが、2015年5月27日に"ギネス"の世界記録「同一の司会者による番組の最多放送回数記録」を更新したのは何回目の放送の時?
答え:10,000
 
4問:1971年のニューヨークへの留学以来「圧迫感がないからいい」という理由からノーブラで過ごしているのはさすがに知っていると思いますが、彼女が尊敬する司会者はだれ?
答え:エド・サリヴァン
 
5問:1984年3月14日放送のフジテレビ『笑っていいとも!』の名物コーナー「テレフォンショッキング」に出演した際に、どんな伝説を残したでしょうか。
答え:番組で40分以上も喋り続けた
 
6問:タモリが『徹子の部屋』にゲストとして出演する際には、何らかの「密室芸」の披露をしていたことは有名すぎるお話ですが、80年代の放送で2人が作って食べていないゲテモノ料理はどれ?
答え:ずんだ餅カレー
 
金柳は6問正解を6秒以内に回答すると出ます。
 
ぜひ、みなさんも全柳をゲットしてみてくださいね。
 
あぁ、インターネットさいこう!
 
 
 
 

「アイデア」は形にしないと意味がない

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「アイデアは形にしないと意味がない」ということを実感し「完結的な人間」になろうと決めたのが大学を3年生のとき。

 

完結的な人間とは?

そもそも僕が定義する「完結的な人間」とは、Webプロダクトを制作する際に「企画→デザイン→フロントエンド→サーバーサイド→マーケティング→プロモーション」までをひとりで行える人間のことを指します。

 

全てにおいて決して完璧だということではなく、全てのスキルにおいて平均的に能力がある人間のこと。

 

完結的な人間になろうと決めたその日から、さまざまなスキルを身につけるため、勉強しながら複数のサービスを開発してきました。

 

企画

当時大学生だった僕は、人を驚かせるようなことを考えるのが大好きで、その思いついたアイデアを披露するビジネスコンテスト的なイベントに定期的に参加していました。

何回か出場している間に、賞金などをいただくようになったのですが、次第にある種の空虚感を感じる様になりました。

 

「結局は、アイデアを形にしないと、社会に対してなんのインパクトも与えていない」

 

イデアは形にして、その価値を享受する人がいて初めて意味があります。

だったら少しずつでもいいから、自分の手を動かして実装しようと考え、まずは自分で考えたアイデアをデザインに起こしてみることにしました。

 

イデア&デザイン

そこで最初に思いついたアイデアが「寄付ランキング」というサービスです。(2011年3月にリリースし、現在は非公開にしています。)

2011年はちょうど震災があったタイミングで、

「あの企業がどこに寄付した」

「あの有名人がいくら寄付した」

という情報が定期的に話題になっていました。

 

そこで「もっと寄付の総額を増やすためにはどうしたらいいか?」を考え、デザインしたのが「寄付ランキング」というサービスでした。

 

コンセプトは「寄付をした人を可視化する」というシンプルなサービスで、たまさんというエンジニアの友達と制作しました。

そのサイトは、偶然にもYahoo!ニュースに掲載され「弊社も掲載してください」という企業からの依頼が殺到しました。

ただ、まさかそんなにアクセスが殺到するとは予想もせず、安いレンタルサーバーを借りていたこともあり、サイトはアクセス数が制限された状態に。

 

当時、Webについて知識がほぼ皆無だった僕は、インターネットの可能性を思い知らされました。

 

イデア&デザイン&フロントエンド

デザインとして形に起こすことはできたので、次はブラウザ上で動くものをつくってみたいと考え、フロントエンドの開発に挑戦することにしました。

SPAM MUSEUM

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これは、ガチ丸さん(@shoya140)というエンジニアの友達と製作したサービスです。

「メイワクを、ワクワクに。」というコンセプトの元、世の中ではびこる迷惑メールを面白いという基準でランキング化。

 

面白い迷惑メールを、友達に送信できるというサービスです。

 

世の中の迷惑とされているメールが、面白いものばかりになればそれは迷惑ではなくアートになるのではないかと。

SPAM MUSEUMは「アッコにおまかせ」「笑っていいとも!」という番組でも紹介され、Webから始まったものが、リアルの世界に影響を与える感覚を味わうことができました。

 

本の書き出し

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kakidashi.com

続いて、たかし(@tak0303)というエンジニアの友達と制作した「本の書き出し」というサービスです。

 

キャッチコピーは「出だしよければ、全てよし」

書き出しは、筆者が全力で考えた命の断片。そんな本気の一文から本を探せても面白いなと。

 

本の書き出しから、欲しい本を探すことができるWebサービスです。

こちらのサービスはWebフォントアワード一般部門でグランプリを受賞することができました。

 

サーバーサイド

フロントエンドまでは独学である程度何とかなったのですが、根っからの文系(大学も経済学部)だった僕には、サーバー周りやデータベース関連の知識習得に限界を感じていました。

 

片手間でサーバーサイドの勉強をしていたらいつまでも完結的な人間になれないと悟りました。まずは、社会人として一人前のエンジニアになり、世の中に価値を出せる人間になろうと決めました。

 

大学を卒業した僕は、新卒で面白法人KAYACという会社でサーバーサイドエンジニアとして2年間働くことになります。

 

この会社の文化や制度、そこに働いている方々が本当に素晴らしく、2年の間に上場まで経験するという非常に密度の濃い時間を過ごさせていただきました。

 

また、

「アイデアいっぱいの人は深刻化しない」

「まずは、自分たちが面白がろう」

など、素晴らしい言葉を体感する場をいただきました。

 

最初はPerlという言語を使用してサービス開発に携わり、その後はRubyを書いていました。

qiita.com

配属されたクライアントワークでは、キャンペーンサイトの実装から、アプリの裏側まで数十以上のサイトやサービスに携わらせていただきました。

 

FINDOG

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https://findog.jp/

迷子犬発見アプリではサーバー構築や、APIを作成などを担当しました。

このアプリを使った人から、実際に「迷子犬が見つかった」という報告を聞いたときは嬉しかったです。

 

LIFEKU

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未来への学び|復旧・復興支援に携わった企業、団体、個人の学びを、未来へ。

 

個人でも実際に福島に訪れて、観光アプリを製作しました。

この企画では、バズらせるのも楽しいけれど誰かのために何かをつくることも、ものすごく楽しいということ。

「目の前の人を大切にすることの大切さ」を学びました。

このように、サーバーサイドエンジニアとして誰かのためになれたことで、社会に少しでも価値を生み出せたのではないかと感じました。

 

プロモーション

また、広告費用をかけずにプロモーションすることの大切さは感じていたので、いくつかのメディア開発と運営にも挑戦しました。

 

上記と同時並行で、空いた時間にcreive(クリーブ)というクリエイター向けのWebメディアを製作&運営していました(現在は譲渡済み)。

 

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クリエイターの友達に記事を執筆いただいたりしながら、さまざまな情報を発信していました。

その流れで「bikkuri」という役立つ企画書が見つかるサービスも制作しました(現在は閉鎖済み)。

 

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こちらのサービスはソーシャルメディア上で話題になり、はてなブックマークは2200ほどつきました。

 

FEELY

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また「心が動く、瞬間」「世の中にある"いいな"」を届けるというコンセプトで運営していたWebメディア FEELY(フィーリー)は、2016年にトレンダーズ株式会社に譲渡しました。当時このメディアは1000万pv/月を達成したこともありました。

 

prtimes.jp

 

というような形で、これまで完結的な人間になるために行動してきました。

 

1つ1つのスキルは本当に未熟ですが、まんべんなく広く知識が身についたのではないかと思っています。

完結的な人間になろうと思った理由

そもそも、完結的な人間になろうと思った理由は大きく2つあります。

1. 友達の本気にのっかれる

たとえば営業が得意な友達が「こんなサービスをつくりたい!」いったときはコンセプトメイキングやSEO周りから実装までをできるように。

エンジニアの友達がこんなサービスをつくりたい!といったときには、自分がデザインやフロントエンドで。

デザイナーの友達がこういったものを作りたい!といったときには裏側を実装でする。

友達がしたいことに、自分が何かしらの役割で協力できたらいいなと思ったのが大きな理由です。

2. リスクを減らすことができる

例えば、少人数で開発していた時に、リリース直前になってエンジニアの友達が大失恋をしたとします。そしてそれが原因で本番環境に反映できなかったとします(これに近いことは実際に起こりました。笑)

そういった時に、最低限のところ(サーバーサイドでいえばdeployやキャッシュ周りの調整、人のコードが読めるくらい)は自分でカバーできるようになりたいなと思ったからです。

誰かとつくる楽しさ 

これまでご紹介したサービスは、どれをとってもひとりで創ったものはありません。

その理由は単純で、ひとりでやってもそれを分かち合う相手がいなければ全然楽しくないからです。

 

僕の好きな映画に、「Into the Wild」という作品があります。

物に溢れ、キャリア志向の社会に反旗を翻した青年が、ヒッチハイクでアラスカに向かうという実話です。

クライマックスで主人公が、とある言葉を口にします。

「幸福が現実となるのは 、それを誰かと分かち合った時だ。」

あぁ、これが人生。

長野県富士見町、八ヶ岳の麓で会社をつくりました(現在は解散済み)。

2015年4月17日。
 
長野県富士見町にある八ヶ岳の麓にて、株式会社IREMONOを創業しました(2017年現在は解散済み)。
 
オフィスは標高1300mの別荘区にある緑色をした元カフェのログハウス(7月に入っても朝と夜は肌寒いくらい)。
 

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IREMONO(イレモノ)という名前は、"様々な価値観が「IREMONO」の中で共存し、相乗効果を生んで新しい価値を生み出す場所にしたい"という想いを込めて名付けました。一緒に働く人が、人生をかけて成し遂げたいことが見つかった時に、挑戦できる環境をつくろうと。
  
IREMONOでは「好きなヒトと、好きなバショで、好きなコトをして働く」をコンセプトに、そういった環境を提供できる組織になることを目指しています。
  
社会にでてから感じていた「こうすることが当たり前だ」「こうするしかない」というような重い空気を、少しでも和らげることができたらなと思います。
 
山の中から始まるスタートアップがあってもいいじゃない。

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創業してもうすぐ3ヶ月。
 
色々と落ち着いてきたので、これから新しいモノを生み出していこうと思います。会社の様子は、Instagramで発信していますので、もしよろしければお願いします。